大手SIerの開発パートナー
営業利益率26%と高水準
独立系SIerのベースは、「システム開発」と「ソリューション」を手掛けている。
システム開発では、オーダーメイド開発や運用保守などを行っている。また、顧客先のIT部門などへ社員を派遣し支援もしている。
受注は主にみずほ証券などエンドユーザー企業との直接契約と、富士通、NRI、NTTデータなど大手SIerからの一次請けから成る。金融、流通、製造、公共などのオープン系システム開発を得意とし、中でも金融領域に多数の実績を持つ。システム開発で、全社売上の65%を占めている。
「当社は大手SIer企業の開発パートナーです。大手さんに案件の交渉や仕様変更、追加コストなどの複雑な問題を解決してもらい、当社は純粋に技術を提供する。戦略的にこの立場をとり、専門性と技術を磨き続けてきました」(中山克成社長)
ソリューションでは、国内企業で基幹システム(ERP)として幅広く採用されているSAP社のソリューション導入の支援を行っている。
2025年12月期の業績は、売上高217億円、営業利益57億円となった。17年12月期より増収増益を続け、同期から足元の売上高は4倍近く、営業利益は7倍以上に成長。また、情報通信業全体の営業利益率平均が10%にも満たない中、同社の営業利益率は26%と高水準を誇る。
ベースは、中国でSEをしていた中山社長が1987年に来日し、日本のソフトハウスで10年修行した後に立ち上げた会社だ。同氏がSE修行していた会社では、外国籍の従業員が少数派であったという。そうした環境で過ごした経験から、中山氏はベースの創業にあたり、日本人社員と外国籍社員の比率を50対50とする会社を理想としてきた。現在、中国人をはじめとする外国籍社員が全体の44%を占めており、国籍・性別などによる待遇差はないという。
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