各事業会社を見える化
成長性を株主に伝える
リフォームテクノロジーは2026年6月、創業者で前社長の栗原将氏(現会長)から佐藤浩二氏へ社長交代を行い、新体制を発足した。同年10月には、前身の「交換できるくん」から社名を変更するとともに、ホールディングス体制へ移行した。栗原会長は引き続き「交換できるくん」を中心としたBtoCウェブマーケティングに注力。一方、佐藤社長は、システム大手の豆蔵ホールディングスで社長を務めた経験を生かし、グループ全体のかじ取りを担っていく。
「“リフォームテクノロジー”という社名には、経験値で測られる属人性を廃したリフォームを目指そうという思いを込めました。どうやって従来型のビジネスモデルから脱却するかは、経験の浅い人材でも必要な技術を身につけ、一定水準以上の品質を提供できることで実現する。そうした従来型のビジネスモデルにとらわれない仕組みを構築していきたいと考えています。それによって、消費者からリフォーム業界への安心感を高められると確信もしています」(佐藤浩二社長)
同社は上場以来、M&Aによって事業領域を拡大してきた。21年には法人向け住宅設備リフォームのKDサービスを分社化して設立。24年にシステム開発会社のアイピーエスを子会社化してITソリューション事業に進出した。一方でリフォーム事業の領域も拡大。25年に住宅設備保証事業を主業とするIMIと、水廻りリフォームのキッチンワークスを子会社化した。
同社が目指す「テクノロジーを活用した総合リフォーム会社」への足場が整ったことで、今回のホールディングス体制への移行となったという。
「当社は祖業のウェブマーケティングと、上場からの5年間でM&Aなどを活用してBtoB領域を拡大してきました。そして、システム開発、住宅設備保証、リフォームなど、それぞれ専門性を持つ会社がグループに加わりました。ただ、グループ化したことで、祖業である交換できるくん事業の実態が見えにくくなってきたのです。そこでホールディングス化により、各事業・各社の役割を明確にしました。交換できるくんがグループの柱であり、その収益力や成長性をきちっと株主に伝えていくことが必要だと考えています」(同氏)
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