「飛躍的成長の実現」掲げる ゼネラルパッカー 【6267・スタンダード市場】

「第8次中期経営計画」を策定
グローバル展開と事業領域を拡大

包装機械・食品機械を手掛けるゼネラルパッカーは、2027年7月期から2029年7月期までの3年間を対象とする「第8次中期経営計画」を策定した。前中計で過去最高売上高を更新し、主要な数値目標を達成したことを踏まえ、今中計では「飛躍的成長の実現」を掲げ、グローバル展開と事業領域の拡大を一段と加速する。

2026年7月期は最高益更新

ゼネラルパッカーは9月11日、2027年7月期から2029年7月期までの3年間を対象とする「第8次中期経営計画」を公表した。前中期経営計画では「グループ一体での飛躍的成長に向けた基盤整備の時期」と位置付け、グローバル展開の加速や事業領域の拡大に取り組んできた。結果、最終年度となる2026年7月期は、売上高、経常利益、当期純利益のすべてで目標を達成。売上高は112億円と過去最高を更新し、経常利益は13億5500万円、純利益は8億2800万円となった。売上高経常利益率、ROA、ROEについても計画値を上回った。

2029年7月期まで収益力向上へ

こうした実績を踏まえ、第8次中期経営計画では「グループ一体での飛躍的成長実現の時期」とステージを移す。包装機械・食品機械業界では、自動化・省力化に向けた設備投資需要が堅調に推移する一方、顧客ニーズの多様化・高度化や価格競争が続いている。さらに、原材料・エネルギー価格や人件費の上昇も見込まれるなど、事業環境は厳しい状況にある。

そのなかで同社が掲げる中期経営ビジョンは、「グローバル市場で信頼され、支持されるGPグループ」「ワンストップで応えるソリューションカンパニー」「創造力と挑戦心と活気あふれる『ものづくり企業』」の3つ。成長の柱として、グローバル展開の加速と事業領域の拡大を推進する。

数値目標では、2029年7月期に売上高140億円、経常利益15億4000万円、当期純利益10億4700万円を目指す。2026年7月期実績と比較すると、売上高は約25%増、経常利益は約14%増、純利益は約26%増となる。また、売上高経常利益率11・0%、ROA10・6%、ROE10・8%を目標に掲げ、事業規模の拡大と収益力の向上を両立させる方針だ。

海外売上比率40%以上

特に注目されるのが、海外市場とシステムソリューション事業の拡大だ。グローバル市場売上高比率40%以上、システムソリューション事業売上高比率20%以上を目指す。

販売戦略では、インド・アフリカ・欧州を新規3エリアと位置付け、事業パートナーや事業基盤の整備を進める。一方、米国・中華圏・ASEANでは販路や協業先をさらに拡充し、既存市場での事業基盤を強化する。また、事業提携やM&Aによって製品領域を広げる考えだ。

技術・開発面では、省人化や環境配慮型製品の開発を進めるとともに、オープンイノベーションやアライアンスを活用して開発力を強化。生産・資材面ではグローバル調達・生産体制の確立、アフターサービスや品質管理体制の充実を図る。さらに、人材の確保・育成、技術伝承の仕組み化、デジタル技術を活用した業務プロセスの最適化など、持続的な成長を支える経営基盤の強化にも取り組む。

株主還元では、連結配当性向30%またはDOE3%を目安とし、安定配当を堅持しながら、業績動向を踏まえた配当金の増加を目指す。前中計で築いた成長基盤を土台に、海外展開、システムソリューション、M&A・アライアンスなどを成長ドライバーとして事業領域を広げる第8次中期経営計画。グローバル市場で存在感を高めながら、持続的な企業価値向上を目指していく。

ゼネラルパッカー株式会社

https://www.general-packer.co.jp/

ログイン 会員登録 SEARCH