内外テック 【3374・スタンダード市場】

知っておきたい「半導体産業」
~あなたのスマホを動かす、知られざる巨大産業の裏側~
第2回 好況と不況を繰り返す不思議─シリコンサイクルの正体

「半導体は成長産業」。それは間違いありません。ところが、半導体関連の株価チャートを見ると、まるでジェットコースターのように上下します。成長しているのに、なぜこんなに波があるのか?この「波」の正体を知ることが、半導体産業を読み解く第一歩です。

工場は「すぐには建たない」

理由はシンプルです。半導体は「欲しい」と思っても、すぐには増やせません。最先端の工場を建てるには、数千億円の投資と3年以上の期間が必要です。製造装置を発注してから据え付けるまでにも、1~2年かかります。

需要が急に増えても、供給が追いつくのは数年後。その間に各社が「乗り遅れまい」と一斉に投資します。すると数年後には、今度は供給過剰に。投資は急ブレーキ。この繰り返しが「シリコンサイクル」です。おおむね3~4年の周期で、好況と不況が入れ替わります。

決算より「現場」が先に動く

このサイクルで重要なのは、「今どこにいるか」を見極めることです。決算の数字に表れる頃には、サイクルはすでに次の局面に入っています。

むしろ注目すべきは現場の小さな変化です。部品の発注が「急ぎ」から「予定通りでいい」に変わる。確定注文が「内示(見込み)」に戻る。逆に、新しい技術の相談や試作依頼が増え始める。こうした変化は、半年~1年後の業績に先行して現れます。つまり、現場に近い企業ほど、サイクルの変わり目を早く察知できるのです。

内外テック(3374)はここにいる

内外テックは、まさにこの「現場の最前線」にいる企業です。約1,500社の部品メーカーと装置メーカーの間に立ち、毎日の発注や技術相談を通じて、業界の空気の変化をいち早く感じ取っています。シリコンサイクルの波を完全に避けることはできません。しかし当社は、部品販売や装置の組立(フロー型:売り切りの収益)に加え、メンテナンス(ストック型:継続的に積み上がる収益)も手がけています。新規装置が減る局面でも、既存装置の保守・改造の需要は続く。この「両輪経営」が、景気変動への耐性を高めているのです。

内外テック株式会社

本社所在地:東京都世田谷区 代表者:岩井田克郎
設立:1961年 資本金:18億6,361万円
従業員数:200名(パート社員含む)
事業内容:
空気圧機器、同応用機器類、工作機械、
電気機器、電子機器その他工具類の売買および輸出入

https://www.naigaitec.co.jp/

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