
国内減収も海外増収で過去最高売上
営業利益は先行投資などで47%減
ご飯盛付けロボット「Fuwarica」など米飯加工機メーカーの鈴茂器工の2026年3月期決算は、売上高158億円、営業利益10億円となった。売上高は過去最高となるも、営業利益は前期比47%減となった。
売上高のうち国内売上については、第二四半期から大手ホテルチェーン店へのFuwaricaの新規導入が本格化し新規開拓が好調も、大手チェーンの入れ替え需要が一服し、前の期より減収となった。一方で海外売上は、東アジアにおける大手回転寿司チェーンを中心とした日系企業進出により需要が伸び、前の期より増収となった。
なお農林水産省の調べによると、2025年における海外の日本食レストラン数は前年比6000店減の18万1000店、13年の調査開始以降で初の減少となっている。決算説明会で谷口徹社長は「(日本食レストラン数は減少も)海外の日本食消費者は増えている。スーパーマーケットでは売場が拡大している」として、同社機械の継続的な需要拡大に期待する。
営業利益では、売上高減に加え、現中期経営計画で掲げた事業基盤構築に伴う人員増強、人事制度の改定などによる人的投資を中心とした先行投資、新工場稼働に向けた諸費用、資本業務提携解消に伴う想定外のコストが発生したことで販管費が増加し、減益となった。
新工場については、既に3月、埼玉・鶴ヶ島の新工場「鶴ヶ島テックプラント」が稼働。高稼働が続いていた既存工場の「川中島テックプラント」と合わせて、今後生産性向上を図っていく。








