婚活ビジネス リーディングカンパニー IBJ 【6071・プライム市場】

成婚カップル年間2万組、国内婚姻数のシェア4%
全国の相談所と会員をつなぐ独自のネットワーク

婚活ビジネスのリーディングカンパニーであるIBJは年間2万組、国内婚姻数の4%もの成婚カップルを創出している(※)。同社は全国の結婚相談所と会員をつなぐ独自のネットワークを強みに、加盟店数や会員数を拡大してきた。2025年12月期の売上高・利益は、ともに過去最高。今後は成婚後のサービスも強化しながら成長を図る。
※厚生労働省「令和7(2025)年 人口動態統計月報年計(概数)」の国内婚姻数48万9119組と、IBJが2025年に創出した成婚組数2万970組から推計
IBJ-石坂 茂

石坂 茂(いしざか・しげる)

会長

1971年9月生まれ、東京都出身。95年東京大学経済学部卒業、日本興業銀行(現:みずほ銀行)入行。2006年IBJ設立、代表取締役社長。26年代表取締役会長(現任)。

加盟店が4800社超

「IBJプラットフォーム」では会員数、年間の成婚数が伸び続けている

IBJは、結婚相談所の「直営店事業」「加盟店事業」、パーティーやアプリなどの「マッチング事業」、そして成婚後のサービスとしてフォトウェディング、保険や住まいの販売などを担う「ライフデザイン事業」など、幅広く手掛ける。

店舗数は、IBJ直営店が9店舗、加盟店が4800社超ある。会員は初期費用9万~30万円・月会費1万5000円を支払うと、「仲人」によるサポートを受けられる。成婚となれば、成婚料20万円が掛かる。

加盟店は加盟金(個人は200万円、法人は400万円)・月会費(平均3万5000円)を支払うことで、直営店からノウハウを得られるほか、10万人超の会員を有する「IBJプラットフォーム」を活用することができる。

近年は、婚活と本業との高い親和性を見込んで加盟する法人が増えている。

例えば22年に加盟したニュー・オータニは、5万組超の結婚式プロデュース経験を生かし、結婚相談所「ホテルニューオータニ マリッジ コンシェルジュ」のブランド名で展開している。また、地域金融機関の例では25年加盟の山梨中央銀行がある。婚姻数減少が著しい山梨県において、銀行が持つ信頼性と安心感を生かし、婚姻機会の創出と地元企業の後継者不足解消を目的に開業に至った。

25年12月期には成婚組数が前期比27・9%増の2万970組となり、国内婚姻数に対し4・3%を記録。成婚組数増加の要因には、会員と加盟店の拡大が大きく寄与している。

業績をみると、売上高が前期比13・7%増の201億7200万円、営業利益が同39・9%増の36億800万円とともに過去最高。事業別売上高構成比では直営店事業47%・加盟店事業19%と、主力の結婚相談所で全社売上の3分の2を占めている。ライフデザイン事業は10%に過ぎないが、クロスセルにより利益成長に貢献している。

26年12月期予想は、売上高が前期比43・3%増の289億500万円、営業利益が同28・8%増の46億4700万円となっている。

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