
営業利益38%増で過去最高を更新
好調のホテル事業が成長を牽引
カタログ総合通販大手のベルーナ(9997)は2026年3月期の決算を発表した。売上高は前期比3.4%増の2180億円で、営業利益は38.6%増の164億円となった。売上高は2期連続で増収となり、営業利益は過去最高を更新した。
同社は通信販売で知られる企業だが、近年はホテル運営に注力している。プロパティ・ホテル事業の売上は前期比38.3%増の497億円、営業利益は32.9%増の85億円。ホテル事業が大きく伸びたことが増収・増益の大きな要因となった。同社の安野清社長は「国内の旅行需要の高まりやインバウンド需要の影響で、都市型ホテルは全て増益となりました」と語る。
同社の本業ともいえるアパレル・雑貨事業は前期比△7.9%の689億円だったが、売上の減少をホテル事業がカバーした。
中国による日本への渡航自粛の影響については、ホテル利用者に占める中国人観光客の割合が以前から低かったこともあり、限定的だった。
同社は中期経営計画として、営業利益250億円の達成を目指している。現在の稼ぎ頭であるプロパティ・ホテル事業では営業利益90億円を目標としており、ホテルの開発・取得を積極的に進めている。現在は約70億円の費用をかけ、北海道の洞爺湖温泉にリゾートホテル「別邸 蝦夷富士」を建設中だ。建築資材の高騰が続いているが、安野社長は「しっかりと利益が出るようにシミュレーションして建設している」と自信を見せる。








