大都市部の出店を強化し
住居用賃料保証の売上好調
ジェイリースの2025年3月期連結業績は、売上高172億6700万円(前期比30・6%増)、営業利益31億200万円(同19・0%増)。過去最高収益を更新した。
同社の事業の土台となるのが、売上比率約6割を占める「住居用賃料保証事業」だ。賃貸マンションやアパートなどの入居者の連帯保証人の代わりに保証を引き受け、滞納時に大家に賃料を保証するサービスであり、売上高は前期比19・3%増の92億8900万円となった。
同社の推定によると、住居用賃料保証の市場規模は約2300億円。市場成長率は約3~4%と緩やかに拡大する。この状況で、同社は大都市部に人的戦力を積極投入。市場成長率を超える2桁成長を続けている。
「当社は大分で創業し、九州及び地方での市場シェアが高いのですが、大都市部に伸びしろがあると考えています。そこで大都市部への人的リソースを強化し、採用と教育も積極的に行ってきました。その成果が出ていると思います」(中島土社長)
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