急成長するリユース業界のトップ企業 ゲオホールディングス 【2681・プライム市場】

リユース、レンタル、新品販売からアミューズメント
多様なサービス業態で国内外2200店舗を展開

衣料・服飾雑貨や日用品、ブランド品などの中古品を気軽に売り買いできる「リユース」が今人気だ。市場規模はこの5年間で3割超増えて3兆2600億円、2030年には4兆円まで伸びると見られている(※1)。そのリユース業界のトップ企業がゲオホールディングスだ。同社は元々ビデオレンタル店からスタートした企業だが、現在はリユース事業が全社売上高の6割超を占める。また、アパレルメーカーの余剰在庫品などを扱うオフプライスストアをはじめ、様々な業態の店舗展開にも挑戦している。同社は26年10月に社名を「セカンドリテイリング」に変更、英語で「中古」を意味する「Second─Hand」に由来する。(※1 リユース経済新聞社『市場規模推計2025(2024年版)』)
ゲオホールディングス-遠藤 結蔵

遠藤 結蔵(えんどう・ゆうぞう)

社長

1978年1月生まれ、愛知県出身。2000年早稲田大学政治経済学部卒業、同年ゲオ(現:ゲオホールディングス)入社。04年取締役社長室副室長、11年代表取締役社長、13年代表取締役社長兼執行役員、19年代表取締役社長執行役員(現任)。

「セカンドストリート」が店舗数で「ゲオ」逆転

▲レンタルやゲームのメディアショップとして知名度の高い「ゲオ」

ゲオホールディングスと聞けば、ゲーム機器・ソフトの買取販売やビデオ・DVDレンタルのメディアショップ「ゲオ」を思い浮かべる人が多いだろう。だが、同社は現在、多様な業態を展開する。

主力のリユース事業では衣料・服飾雑貨の「セカンドストリート」をはじめとして、スマホ・PCの「ゲオモバイル」、高級ブランドの時計・バッグ・ジュエリーの「OKURA(おお蔵)」などを展開。近年、伸ばしている業態としては、アパレルメーカーの余剰在庫などを格安で販売するオフプライスストアの「ラックラック」がある。他にもアミューズメント施設の「ウェアハウス」、カプセルトイ専門店の「カプセル楽局」なども展開している。

さらに、「ゲオ」の屋号として行っているレンタルサービスでは、カメラ、スマホ、家電などを貸し出す「ゲオあれこれレンタル」も手掛けている。

▲主力のリユース事業をけん引する「セカンドストリート」では中古の衣料をメインに販売

このようにリユース、レンタル、新品販売からアミューズメントサービスまでバラエティーに富んだサービスを展開しているのが同社の特徴だ。

2025年3月期実績は、売上高が4276億6900万円、営業利益が112億5000万円となった。
店舗数は国内・海外を合わせて2200店を超える。中でも祖業である「ゲオ」とゲオから派生した「ゲオモバイル」が計1043店と最も多い。しかし、「セカンドストリート」が国内・海外合わせて1036店と、「ゲオ」「ゲオモバイル」に匹敵する数となっており、今期中に逆転する見通しだ(店舗数は25年9月末時点)。

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