グローバルホテルをチェーン展開 グリーンズ 【6547・スタンダード市場】

コロナ禍から回復し過去最高業績を連続更新
レジャー向けやロードサイド型拡大し長期的成長へ

コロナ禍が収束し、国内需要の回復とインバウンド特需によりホテル市場が活況を呈している。米国発の「チョイス」ブランドを核にするグリーンズも例外ではない。同社は中間料金帯のグローバルホテルチェーンを全国97軒展開するほか、約70年の実績を誇るオリジナルホテル21軒を展開。2025年6月期はレジャー需要の獲得やロードサイド型の新規出店が寄与し、売上高496億4500万円と過去最高を更新した。中期経営計画では、長期的な成長に向けポートフォリオ改革を図り、28年6月期に売上高600億円を目指す。
グリーンズ-村木 雄哉

村木 雄哉(むらき・たけや)

社長

1972年11月生まれ、三重県出身。95年青山学院大学経営学部卒業。97年にグリーンズ入社後、2001年に取締役就任。04年常務取締役、13年専務取締役就任。同年、チョイスホテルズジャパン代表取締役社長に就任。18年グリーンズ代表取締役社長に就任(現任)。23年チョイスホテルズジャパン取締役就任(現任)。

国内唯一の「チョイス」フランチャイジー
祖業のオリジナルブランドも展開

▲コンフォートホテル四日市

1957年に三重県四日市市で創業した同社は、現在は主に2つの形態を展開する。1つは、「コンフォートホテル」を中心とする世界的ホテルチェーンのチョイスホテルズインターナショナル(CHI)のフランチャイジー(FC)であるチョイスブランド。宿泊特化型ホテルを中心に全国主要都市で運営している。

▲︎ホテルグリーンパーク

もう1つは、三重県を中心に東海・北陸地方で展開する「ホテルエコノ」「グリーンホテル」などのオリジナルブランド。宴会場やレストランを併設したシティホテルを中心に、地域特性に合わせて展開しているのが特徴だ。

2025年6月期末時点の客室数は、チョイスブランドが1万4127室、オリジナルブランドが2565室の計1万6692室だった。売上比率は、前者が約87%、後者が約13%となっている。

コロナ禍の22年度までは3期連続で営業赤字を計上したが、コロナ収束後は業績が回復。25年6月期業績は、売上高は前期比21・2%増の496億4500万円、営業利益は同25・6%増の63億600万円となり、3期連続で過去最高業績を更新。今期も売上高532億円、営業利益65億円と更に更新する見込みだ。

「前期はロードサイド型の『コンフォートイン』22店舗2184室を一斉開業したことが、業績拡大に貢献しました。また、駅前型のコンフォートホテル紀伊田辺や、コンフォートホテルの派生ブランドである『コンフォートホテルERA』を三重・伊勢と東京・東神田にそれぞれリブランドオープンし、前中期経営計画で掲げた25年6月期の客室数目標1万5000室を上回りました」(村木雄哉社長)

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