トナーカートリッジ再生販売トップクラス
全国約1万5000社に提供
分解から組立まで一貫生産
専用ECサイトでも販売
同社のメイン事業は、トナーやインクリボンなどのリユース品を中心に、オフィス用品を提供する「サプライ事業」だ。全国に18の営業拠点、生産拠点2カ所、物流拠点2カ所を展開する。
主力のリユース製品は、自社工場にてトナーや使用済みカートリッジの分解・クリーニング・部品交換・トナーやインクの充填、組み立てまで行うことで、純正品の約60%の価格で提供している。
トナー市場において、リユーストナーの出荷量は約25%を占め、そのうち同社のシェアは約7~8%。製品は営業による販売のほか、運営するオフィス向けECサイト「YORIDORI」でメイン商材として扱っている。
設立は1971年。金融機関や地銀へのATM用インクリボンの販売から始まり、リユーストナーやオフィス用品などに品目を拡大。それに伴い顧客数も増え、現在は200以上の金融機関をはじめ、公的機関や病院、企業など、全国におよそ1万5000社の顧客基盤を有している。
また第2の事業として「ITソリューション事業」を展開しており、OA機器を起点としたペーパーレス化や、ネットワーク環境・セキュリティ対策などの提案を行っている。
2024年8月期の業績は、売上高が前期比2・8%増の181億900万円で過去最高を更新。営業利益は同6・1%増の3億8300万円(営業利益率2・1%)となった。事業別売上高は、サプライ事業が79・3%、ITソリューション事業が20・7%で構成される。
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