アドソル日進から株主・投資家の皆さまへ 創立50周年に向けて アドソル日進 【3837・プライム市場】

社会インフラの進化をグランドデザインからの
ICTソリューションでリード
〜成長加速に向け、次世代型システム開発モデルの拡大へ〜

アドソル日進(証券コード:3837)は、社会インフラ領域におけるICT・DXパートナーとして、エネルギー(電力・ガス)、交通・運輸、公共・防災などの強化に貢献してまいりました。2026年3月期は、3ヶ年の中期経営計画「New Canvas 2026」の最終年度です。業績目標「売上高150億円、営業利益15億円以上、営業利益率10%以上」は、1年前倒しで前期に達成済ですが、今期は、次期中期経営計画における成長加速に向け、重要な1年となります。
特にご注目いただきたいのは、従来からの強みである「技術力」に加え、コンサルティング力・ソリューション提案力を武器にした“次世代型システム開発モデル”への進化です。これにより、より戦略的かつ収益性の高い領域での展開が加速しはじめています。

再エネの効率利用、レジリエンス強化、防災・減災など、社会インフラを取り巻く課題は複雑化しています。これに対し、当社はICTシステムの課題整理から企画立案、システム設計、開発、保守・運用までを一気通貫で支援する提案型アプローチを強化。こうしたグランドデザインからの取り組みは、プロジェクト単価の上昇や、契約の継続による安定収益化にもつながっています。
ICTシステム開発のナレッジを結集した新ソリューション「LeapX(リープクロス)」や、GIS(地理情報システム)を活用したSaaS型サブスクリプションモデルの商圏分析ソリューション「DOCOYA(ドコヤ)」は、コンサルティングをシステム開発へとつなげるグランドデザインからのビジネスでも重要な役割を果たしています。今後、複数業種への横展開を進めることで、さらなる収益の底上げが期待できます。これらソリューションを中心とした“次世代型システム開発モデル”が当社の事業をけん引するよう、さらなる強化を続けてまいります。
普及が加速度的に進むAI分野でも、当社AI研究所の知見を活かしたコンサルティング力とAIエキスパートの技術力を活かし、新たなAIサービスを生み出す体制を整えました。大量の社内データに加え、近年注目されている宇宙・衛星データなどを掛け合わせて分析する「真のDX」を進めるために、AIの解析力は欠かせません。お客さまの課題解決に直結する“本物の価値”を届け、次期中期経営計画の柱になるよう育ててまいります。
2026年3月期の業績見通しは、売上高164億円(前期比+6.1%)、営業利益19.0億円(同+11.1%)と、3期連続で過去最高を更新する計画です。配当も16期連続の増配となる年間37円を予定しており、今後も「配当性向50%以上・DOE6%以上」を目安とした、資本効率に配慮した還元を継続してまいります。

社会課題の複雑化が進む中、お客様の業務を理解し、その立場に立って、課題解決に貢献できるICTパートナーの存在は、ますます重要性を増していくでしょう。

今後も、持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。株主・投資家の皆さまには、引き続きご期待とご支援を賜りますようお願い申しあげます。

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