90カ国販売、海外売上比率3割
ご飯盛付けロボ国内シェア9割
鈴茂器工は寿司やおにぎりなどの米飯加工機を、90カ国以上に販売している。2025年3月期の売上高は155億6800万円(前期比7・3%増)、営業利益は18億9000万円(同28・1%増)となり、いずれも過去最高を更新した。
製品別売上高構成比の約42%を占めるのが、職人の技術を再現させたシャリ玉ロボットや、海苔巻きロボット、酢合わせ機などの「小型機寿司ロボット」だ。最新型のシャリ玉ロボットは、1時間に最大4800貫ものシャリ玉を自動で握ることができる。スーパーや回転寿司チェーンなどで幅広く使用されている。
売上高の約13%を占めるのが、「ご飯盛付けロボット」だ。ボタンを押すだけで定量のご飯をすばやくふわりと盛り付けられる。3大牛丼チェーンが採用しているほか、カレーチェーンや焼肉店、ホテル、空港ラウンジなどにも広がっている。
他にもシャリ用ボックスや合わせ酢などの「資材品」や「部品」、「サービス」、「他社機械」で全体の約40%を売り上げる。残りの約4%は大型機となっている。
海外売上高比率は3割強となる約49億円。そのうち北米が約22億円と地域別では最も高い比率を上げる。
寿司ロボットは低価格の寿司業態店舗では欠かせない機械の1つとなっているため、国内外とも市場シェア率は高い。国内市場で約8割、海外市場でも約4割と圧倒的なシェアを持つ。また、ご飯盛付けロボットにおいても国内シェア約9割となっている。
「当社の機械はただ省人化できるだけではありません。ご飯を量る手間もなくなり、多く盛ってしまうことによる余分なコストも減らせる。そして顧客企業は、盛り過ぎロスコストを食材にかけることでさらにおいしく提供できるようになることから、リピーターのお客様を増やせる。この好循環を作れることが、当社の機械が選ばれる理由です」(谷口徹社長)
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