クリエイティブ軸に分野拡大
41・5万人と5・2万社を繋ぐ
クリーク・アンド・リバー社のビジネスの根底にあるのは、「プロフェッショナルの生涯価値の向上」と「クライアントの価値創造への貢献」だ。この考えのもと、同社には、映像、ゲーム、Web、広告・出版などのクリエイティブ分野に加え、医療、建築、AI/DX、ライフサイエンス、法曹、会計、ファッション、食など、さまざまな専門分野のプロフェッショナル人材、約41万5000名が登録している。事業内容は3つに分類。映像やゲームの制作を主体に、DXやAIソリューションなど企業課題を解決するサービスや事業・商品を創出する「プロデュース」、派遣や紹介にてプロフェッショナルの就業・独立支援や育成を行う「エージェンシー」、知的財産を収益化する「ライツマネジメント」だ。
「ビジネスの肝となっているのが、プロフェッショナルの生涯価値の向上と、クライアントの価値創造への貢献の両輪です。例えばクリエイティブ業界では『自分はTV』『私はゲーム』と個人の固定概念でその道を決めてしまっている人が多いですが、能力を発揮できる分野に限りはありません。ジャンルの垣根を外して仕事を提案することで、その人たちの生涯価値は上がっていきます。またクライアントのニーズに合わせてプロフェッショナルの付加価値を掛け合わせたチームを編成できる点が、当社の強みです。例えばメディカル関係のDXだったら、プロデューサー、データサイエンティスト、メディカルのプロフェッショナルなど、全て揃っています。そういった無限のシナジーによって、クライアントへの提供価値を高めてきました」(井川幸広会長)
有料会員限定
続きを閲覧するには会員登録が必要です。
すでに会員の方は
ログインして閲覧してください。










