ケンコーマヨネーズ 【2915・プライム市場】

国内サラダ市場で革命を生み出してきた
「食のプロ 業務用食品業界」のメニュー開発パートナー

ケンコーマヨネーズは、1977年にサラダの本来の味を損なわずに長期保存ができる「ロングライフサラダ」を日本で初めて開発し、現在でも国内4割強のシェアを占めている。また今ではサラダの定番となっている「ごぼうサラダ」を生み出し、国内に根付かせたのも同社である。同社のメイン事業は、外食やコンビニエンスストア、製パンメーカー等に向けて、サラダ・総菜類やマヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品などを提供する「調味料・加工食品事業」。単に商品を提供するのではなく、顧客の課題を解決する「メニューの開発パートナー」として、業界で認知されている。

サラダ料理で世界一になる

同社が掲げる「サラダ料理」とは、食材・調味料・食文化を掛け合わせ、野菜の美味しさを存分に引き出した料理のこと。同社では煮物などにしか使われていなかったごぼうやかぼちゃ、豆などの食材をサラダにして世の中に新たな食べ方を提案するなど、サラダの可能性を広げる提案をし、成長してきた。今後もサラダ料理を進化・発展させ食文化を醸成し続け、世界に広め、サラダ料理のリーディングカンパニーとなることを目指している。

外食やコンビニ向け
顧客課題を解決するメニューを提案

ケンコーマヨネーズの創業は1958年。食用油の卸から始まり、61年には業務用マヨネーズの製造・販売を開始して専門メーカーとなった。転機は77年。製パンメーカーからの「調理パンの具材にタマゴサラダやポテトサラダを使いたいが、夏場は日持ちが短く使えない」という相談を契機に、冷蔵未開封で長期保存ができる「ロングライフサラダ」を国内で初めて開発した。以降、パンだけでなく外食や中食に向けて、市場を拡大してきた。

現在同社では、業務用のサラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品のメーカー機能を持つ「調味料・加工食品事業」をメインとし、スーパーマーケット向けにパックサラダや和惣菜などのフレッシュ総菜の製造・販売を行う「総菜関連事業等」、デパ地下などで首都圏・関西圏に12店舗のサラダショップを運営する「Salad Cafe」の事業を展開している。コンビニ・スーパーの弁当や調理パンの具材、レストランの副菜や付け合わせの一品として活用されている「ロングライフサラダ」は国内トップシェアと、国内のサラダ分野を牽引する存在だ。

高シェアを支えるのが、顧客の課題を解決する「開発・提案力」である。例えばマヨネーズ類ひとつとっても、「焼き込みパン用はしっかり焼き目が残る」「サンドイッチ用は野菜から出る水分を保水してパンが水っぽくならない」など、業務用ならではの技術で顧客の用途ごとに商品を開発している。

またサラダ・総菜類、タマゴ加工品では、人手不足に伴うオペレーション簡略化・原価低減・品質向上など、顧客から寄せられる課題に向き合い、案件ごとに専門部署がメニューを開発し、提案。東京本社内にあるテストキッチン「Cooking Lab」では、顧客と共同でメニュー開発することも多々あるという。同社では丁寧にお客様の悩み事を解決するべく、ホテル、カフェ、居酒屋、学校給食、ファストフードなど業態を細分化し、各業態の課題やトレンドに合わせた商品・メニューを提案している。今後も「サラダ料理で世界一になる」をビジョンに掲げ、業界に新たな価値を提案していく。

2025年大阪・関西万博出展 和のサンドイッチのサラダ料理教室を開催

出展期間:2025年8月18日(月)~8月24日(日)
内容
・事業概要及びサステナブルな社会に繋がる、環境にやさしい商品のご紹介
・素材を一から混ぜ合わせて作るマヨネーズの手作り体験と、同社マヨネーズとの食べ比べ
・和惣菜を使ってサンドイッチをアレンジするメニューの調理体験

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